正夢の手触り
渋谷マルイの8階が進化するらしい。
ここ最近ずっと改装してましたよね。まさかライブができるミニシアター的イベントスペースになるとは。
そこで我が推したちがライブするのは奇しくも3月19日です。
ボイメン研究生トウキョウの、最初で最後の単独ライブの日。
あれから1年が経ってしまいました。
「トウキョウ」という名を冠していながら、会場は愛知。
チケットの販売も愛知。(メール抽選枠はあるけどそんなの知れた数ですし、東京でトウキョウを推してる人には圧倒的不利でした。それでも見に行けたのはフォロワーさんのおかげです。その節はありがとうございました。)
しかも、今思えばあの「4人のトウキョウ」の思い出作り以外の何物でもなかった。
あのときは気づかなかった。いや、気づかないふりができた。
後に「祭nine.」となる選抜メンバーのお披露目がされる前日に開催されたというのに、まるで4人はずっとこのまま4人でいられるような思いがありました。
あのライブの時間、私には白く輝く未来しか見えませんでした。
見事なまでに、明るい気持ちにさせられたんです。
といぴょんの語る夢を、心から信じることができた。
この4人でCDを出したい。次は東京でライブがしたい。
それに大きくうなずいて、笑いあう4人。
指には全員、それぞれ白いシリコンリングを嵌めて。
その日に至るまではなんだか晴れない顔をしていたけんぱも、ライブの最中はずっと楽しそうだったな。
とにかく世界一大好きだった4人が、「離れ離れ」になってしまうのだと分かったのは、それから2か月ほど経った5月11日のことでした。
佐藤匠BDと称した「嗚呼、夢神輿」のリリイベの日。
うらぽんがルーズリーフにしたためたお手紙の中で、「4人で東京でライブをやる夢は叶わなかったけど、叶わなかったけど……それは匠くんとけんぱに託します。これから入ってくる仲間たちと一緒に叶えてください」というようなことを言っていたんです。
その言葉を聞いた時の、遂に明るみに出てしまった真実に身を切られるような想いといったらなかった。
救いようがないくらい悲しくて、涙がとめどなく溢れました。
夢は諦めなければ必ず叶うと掲げているグループを応援し始めて、初めて「叶わない夢もある」という現実の悔しさと苦々しさを痛烈に感じた夜でした。
当時は切なさに押しつぶされてばかりでしたが、これは同時に、「夢を託す」ということについても考えさせられる出来事でした。
それは生かすことになるんじゃないか。抱えていても死なせてしまうくらいなら、大切な夢は、腕から逃がすことも、一つの手なのかもしれない。あの日はそこまで具体的にはまとまらなかったけど……
それから更に10ヵ月。
いろんな試練を乗り越えて、果たして明日、けんぱとたくみんは渋谷マルイの新たなステージに立つことになります。
研究生東京と共に。
ああ、3月19日という日に。
2月25日にニコニコ本社で、東京メンバーだけでライブをした時も相当感慨深いものはありましたが、やはり渋谷マルイという場所でやることに大きな意味があるのでしょう。(ボイメン研究生ブログ「めっちゃ好きやでぇぇと明日のお話(。-_-。)たくみん(。-_-。)」2018年3月18日)
かつてといぴょんが語ったトウキョウの夢を、4人で叶えてほしいという思いが消えることはないんですが、それはそれとして研究生東京はトウキョウの夢を託すのに値するグループだと思います。
だからきっと大丈夫。これもまた大切な節目となることでしょう。
明日のライブ、どうか素敵なものになりますように。
蛇足なのですが、このブログもぼちぼち見ていただけているようで、恐縮です。
カウントされているのは自分のアクセス数だけだと思っていました。
はてぶろの仕様をほぼ無視して好きに書いているので読みにくいかとは思いますが
ほんの少しのお暇つぶしにでもなっていれば幸いです。